クリーニングに出す前にチェックしておきたいポイント

生活向上に役立つ情報を発信する「3step-Handmade」
今回はクリーニングに出す前にチェックしておきたいポイントを紹介します。

仕事や家事、育児に忙しい時や、自宅の洗濯機では洗えない季節ものの衣料品など、出せばきれいにしてくれるクリーニング店は非常にありがたいものです。

宅配のものを選べば、自分で店舗に衣料品を持って行かなくても取りに来てくれて、さらには仕上がったものを届けてくれるので、さらに時間短縮できるでしょう。

しかしせっかくきれいになるようにお願いしたのに、満足できない状態で帰ってくるのは避けたいところです。
このためクリーニング店に衣料品を出すには、さまざまな部分をチェックする必要があるでしょう。

最初にしておかなければならないことはポケットの中の確認です。
お店のスタッフはお客さんから衣料品を預かると、まず最初にポケットの中を確認するといわれています。

つまり、それだけポケットの中には何かしらのものが残されているということになります。
ポケットの中から出てくるものとしては、ハンカチやティッシュペーパー、たばこ、ライターなど様々です。

以外にも見落とされているものとしてボールペンが挙げられます。
ビジネススーツを着こなして、バリバリ働いている証拠ともいえますが、もしもボールペンを一緒に洗ってしまうと、インク漏れや生地を傷めることにつながります。

次にボタンの有無を確認しましょう。
クリーニングの際に最も多いとされるのがボタンのトラブルです。

Yシャツ
ロイヤルネットワーク「うさちゃんクリーニング」体験:画像引用

トラブルの原因は洗浄や乾燥の過程にあるといえます。
店で使用する洗剤により色が変わってしまうこともあれば、洗浄の際にはずれてしまうこともあるでしょう。

さらにはアイロンする際に、ボタンが下敷きになって破損する可能性もあるでしょう。
もちろんお店側でも細心の注意を払って、ボタンをアルミホイルでくるんで保護したり、ボタンを守るための器具を取り付けて、慎重に扱うことでしょう。

しかしそれでも完璧にというわけにはいきません。
これらのトラブルを防ぐためにも、まずは衣料品のすべてのボタンがしっかりとつけられているかどうか、糸が緩んでいないかどうか、外れそうになってはいないかをしっかりと確認するようにしましょう。

もしも外れそうになっているものがあれば、自分で補強しておくようにしましょう。
またデザイン性に優れているボタンや、代えのボタンがないものなどは、あらかじめすべて外してから出すようにしましょう。

仕上がってから自分でもう一度つけ直せば安心です。
次にシミや汚れの確認をしましょう。

衣類に発生するものの多くは、知らない間についてしまっていることがほとんどです。
知らない間にシミが付いていて、なんでこんなところについているのだろう、なんでこんなに大きなものに気づかなかったのだろうと思うような傷が付いていることもあります。

外側だけではなく、内側にもシミがないかどうかを確認して、さらには損傷個所はないかどうかもしっかりと確認しましょう。
もしも自分で確認した際に、シミや汚れ、傷などに気付いた場合には、お店に持ち込んだ際に伝えるようにしましょう。

もしもシミや汚れについて、何の汚れで、いつついたものなのかがわかる場合には、わかる範囲で具体的な情報を伝えると良いでしょう。
ほとんどの業者で染み抜きのサービスが行われています。

宅配の場合には特に、対面で確認できないので、スタッフが一つ一つシミがないかどうかを確認して、丁寧に落としているといわれています。
ところが洋服には汗や皮脂などのような、目には見えないものも染みついています。

クリーニングに出した時にも、戻ってきたときにも気がつかなかったけれども、シーズンが始まるときに、取り出してみたらシミができていたということも考えられます。
このようなトラブルにならないためにも、出す前に自分の目で確認できるものは、しっかりと確認しておくようにしましょう。

宅配を利用する場合には、事前にヒアリングシートに記載しておくようにしましょう。
汗染みができやすい部分は袖口や衿周り、脇部分に多く見られます。

これらの部分は入念に確認するようにしましょう。
そして破れやほつれがないかどうかもよくチェックするようにしましょう。

特に体の中で大きく動く脇や股下などは破れやすい部分と言えるでしょう。
着用していると知らない間に摩擦も起きやすくなっているので、気づかないうちに敗れていたというケースも多く見られます。

さらに注意したいところはコートやジャケットなどの裏地です。
急いで羽織った際に破れていることも多いものです。

そしてズボンのすそや縫い目の部分は、ほつれが目立つ場所と言えるでしょう。
こちらも気づかないうちにどんどんほつれて、糸が長くのびていることも多いので、出す前には十分に確認するようにしましょう。

これらのことを出す前にしっかりと確認しておくことで、様々なトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
セールやキャンペーンを知って、あわてて出しに行くという人もいるかもしれませんが、しっかりと確認してから出すようにしましょう。

クリーニングに出す前にチェックしておきたいポイント